モラハラ夫と共依存妻

DV更生プログラム、別居、離婚。迷走しつつも自分の決断を記すための備忘録。

モラハラを自覚させる

夫にされてきたことがモラハラだとわかってから、私は夫に自覚させようと画策しました。

「それモラハラって言うんだよ」ってストレートに言えば「俺を侮辱するのか!」とか言って激昂するんだろうな〜イヤだな〜(ー ー;)と気が重かったのですが、作戦を練りました。

 

・日常的に人を見下す癖

・何か都合の悪いことがあると私に責任転嫁する

・私の弱点を利用してつけ込もうとする、傷つけようとする

・自分はよくても相手はダメ、という考え方

 

これらは自己愛性パーソナリティー障害の特徴と一致している。

そして自己愛性パーソナリティー障害の人はモラハラをしやすい。

今までの発言から見るとモラ夫は私にモラハラしている。

 

…って心理カウンセリングの先生が言ってたよ!

 

と伝えました(笑)。

私が心理カウンセリングスクールに毎週通っていることはモラ夫も知っていました。

もともと周りの評価をすごく気にするのがモラ夫なので、私の意見よりも第三者の意見の方が反発なく受け入れるだろうと思ったのです。

モラ夫の反応といえば、第三者にこのような判定を突きつけられるというのはやはり相当ショックなようでした。

「俺にそういうことを言わせるsoraちゃんが悪いんだよ」と常套句を言う元気はまだ残っていましたが。

しかし“カウンセリングの先生の虎の威を借る狐作戦(笑)”は成功だったようで、モラハラがどんなものであるか知ること、2種類の自己愛性パーソナリティ障害のチェックリストを一緒にやってみることにも合意してくれました。

ついでに「モラ夫から見た姑」もチェックリストをやってもらいました(笑)

 

チェックリストの結果は、モラ夫が4〜5割程度、姑は2種類とも6割以上。

モラ夫は

「認めるのは辛いけどまさにこの人格障害に当てはまっていると思う、特に俺の母親は。」

「実家や会社、友人も含め自分の周りにはこういう人が多すぎる。」

「大人になりたい。」

とこぼしていました。

 

これは私にとって大きな前進でした。

モラハラを自覚させることが困難であることは以前から知っていましたが、私の夫の場合は一応自分のやってきたことがモラハラであるという認識はできているようです。

しかし、何をどう改善すれば良いのか全くわからないし自分を変えることなんて無理だとも思っているようなので、依然として問題は山積みなのですが…。

とりあえず次の一歩として、離婚を回避したいのであればDV加害者のための更正プログラムや夫婦カウンセリングを受けると約束させることに成功したのでした。